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咽頭癌(中咽頭がん)とは?原因は?患った芸能人まとめ【ワッキー】

6月7日、お笑い芸人のワッキー(ペナルティ)さんが初期の中咽頭がんを公表しました。

ワッキーさんは4月上旬に首にしこりのようなものを感じ、都内の病院で複数回、検査を受けたところ、初期の中咽頭がん(ステージ1)の診断を受けた。医師と相談したところ、外科手術は行わず放射線化学療法での治療を選択した。  8日から7月末まで入院し、治療に専念。8月末までの休養を予定している。

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1ead7a7af2509c9d7a360c99d9435599e5c367e5

いち早く、元気な姿を見せに戻ってきてほしいですね。

さて、今回は中咽頭がんとはどのような病気なのか?原因は?

患ったことのある芸能人をまとめてみました!

中咽頭がんとは

中咽頭がんとは・概要

咽頭は、鼻の奥から食道までの食物や空気が通る部位を指しており、口を大きく開いたとき、奥に見える口蓋垂(いわゆるのどちんこ)辺りから奥の部分を中咽頭という。ここにがんができる病気が中咽頭がん。中咽頭のうち、目に見える部分にできたがんであれば早期に発見されることもあるが、舌の根元である舌根にできたがんは視認できないため発見しにくい。原因ははっきりとはわかっていないが、喫煙や過度の飲酒(特に度数の高い酒)がリスク要因となるといわれている。パピローマウィルスの関与も指摘されている。男性に多い。咽頭の周りには多くのリンパ節があり、頸部のリンパ節へ移転しやすいという特徴がある。

引用元:ドクターズ・ファイル https://doctorsfile.jp/medication/200/

引用元:国立がん研究センター がん情報サービスhttps://ganjoho.jp/public/cancer/mesopharynx/index.html

原因は?

中咽頭がんの発生は、飲酒と喫煙が大きく関わっている。長期の飲酒歴や喫煙歴がある人は注意する必要がある。咽頭は、空気の通り道ということもあり、喫煙の影響をじかに受けやすい。さらに、食物の通り道でもある咽頭は、アルコールの悪影響もダイレクトに受ける。また、ヒトパピローマウイルス(HPV)が中咽頭がんの発生危険性を高めるということがわかっている。特に中咽頭がんでは、がんの発生がウイルスの影響を受けることも原因のひとつとして挙げられている。咽頭部は、身体全体から見れば、がんの発生頻度が比較的少ない場所とされていて、さらに中咽頭がんは咽頭部のがんの中でも発生率は低い。さらに、男性の中咽頭がん発症率が女性よりもかなり高くなっていることからも、やはり、喫煙と飲酒が中咽頭がんの発生の原因である場合が極めて多い。

引用元:ドクターズ・ファイル https://doctorsfile.jp/medication/200/

概要・原因まとめ

・中咽頭とは口を大きく開いたときにのどちんこの奥に見える部分。

・原因は飲酒とアルコールが大きく関わっている。

・ヒトパピローマウイルス:HPV(200種類以上あるウイルスの一群で、その一部の型が膣性交、肛門性交、または口腔性交を通じて感染)が発生の危険性を高める。

・男性に多い




患った芸能人

つんく♂

つんく♂(1968年10月29日)さんは作曲家・実業家。

2014年に咽頭がんの発見を公表。手術で声帯を摘出しています。

声は病に奪われてしまいましたが、家族との生活・命を選択したつんくさんは今でも精力的に活動をされています。

忌野清志郎(いまわのきよしろう)

忌野清志郎(1951年4月2日 – 2009年5月2日)さんはロックミュージシャン。

2006年7月に咽頭がんを公表。

手術をすると声が出せなくなることから放射線・抗がん剤治療を選択。

音楽活動を一時休止したものの徐々に活動を再開していくが、

2008年8月にがんの転移を公表。

2009年に入り病状が悪化、同年5月にこの世を去りました。享年58歳。

大橋巨泉(おおはしきょせん)

大橋巨泉(1934年3月22日 – 2016年7月12日)さんは、テレビタレント・政治家。

もともと胃がんを患っていたが、2013年11月に咽頭ガンを公表。

その後、リンパ節、肺、左鼻腔にガンがみつかり、治療と発見を繰り返していました。

2016年7月に急性呼吸不全で亡くなりました。享年82歳。




早期発見で治癒が可能

喉頭がんは男性に多く、発症のピークは喉の疲労が起きやすくなる60代といわれています。男性に多いのは、飲酒や喫煙を行う人が女性よりも多いからではないかと推測されています。中年に差し掛かった男性で飲酒や喫煙を行う人は、喉の違和感に敏感になったほうが賢明です。

実は、喉頭がんは初期には95%の生存率を誇る予後の良いがんで、初期の段階で治療を行えれば、問題なく治療が可能です。また、喉頭がんは、がんの中では比較的初期の段階から症状がでやすいがんとされ、がんが声帯に発生した場合、声のかれで発症し、比較的早期に発見されることもあります。

引用元:https://mbp-japan.com/jijico/articles/17364/

早期の発見なら95%は生存率があるとのことです。

今回公表したワッキーさんは、初期ということで高い治癒率が見込まれます!

タバコを吸う方、お酒を飲まれる方はこの機会に自分の生活を見つめ直すのも

一つかもしれないですね!

最後までご覧いただきありがとうございました!